質屋シャネル情報: 2007年12月アーカイブ

質屋で売っているシャネルの種類と値段

質屋のシャネルでいちばん多く見られるランクは、
数回使用した美品ではないでしょうか。

その場合も、そのシャネルの使用頻度や、傷の有無、
その質屋が独自に定めているランクにより
たいていは、細かく分類されて、
それに応じた割引率が使われています。

今日は、質屋でシャネルをどの程度の値段で販売しているのか。
シャネルの中でも、特にどういった品物がたくさん出回っているのかについて、具体
的な例を挙げてみます。


シャネル
財布 アイコン  58000円を53900円
   横長がま口  35800円を33200円
          58000円を53900円
   横長片マチファスナー付  75000円を69700円
   二つ折両開  42600円を39600円
   小型三つ折  47000円を43700円


新品同様のシャネルでだいたい7%引き、使用感や人気により、30%~50%引きが一
般的なところではないかと思われます。


シャネル
バッグ チェーントート   54800円を49300円
    ショッピングショルダー  106000円を95400円
    台形ショルダー   69800円を62800円
    復刻トート     135000円を121500円
    角型ショッピングトート  108000円を97200円


新品や展示品のシャネルだと5%引き程度ですが、他のランクのシャネルだとだいた
い10%引き程度が一般的なようです。

その他のシャネルの小物や雑貨の質屋価格も、似た感じですが、
シャネルの時計については時々かなり状態の良いものが80%近い値引きで出ているこ
とがあるようです。

欲しいものがある時は、やはりネットなどでこまめに質屋をのぞいてみて、情報を集
めるのが良いかと思われます。

また、同じシャネルの製品の中でも、どうしても売れ筋のデザインや新商品は値引率
が低くなりがちですが
これは、考え方次第です。

みんなが持っているありふれた型のシャネルに高いお金を出すよりも、
あえてあまり見ない型で、さりげなくシャネルを持つ、という選択も当然ありうるわ
けです。

昔、わたしが高級ブランド店でシャネルなどのバッグや小物を販売していた時でも、
やはり、本当におしゃれな人は、他人が持っていないものを上手に見つけ出しては、
自分なりのひと工夫をプラスして、使っておられました。
お金を出して、「みんなと同じものを。。」という理由だけでお買い求めになる人が
多い中、そのような人は、たいてい人ごみの中でもひときわ存在感のある方が多く、
わたしたち販売員も、ため息をつくことがありました。

ひとりでも、そういう美しい人。おしゃれ上手さんが増えることがいちばん大切な事
ですね。
シャネルマークのバッグに持たれるのではなく、本人の魅力の一部として、負けるこ
となくシャネルのバッグを持ちこなせる。そんな女性になりたいですね。

質屋でシャネルを少しでも高く売りたい!

売るような、要らないシャネルを持てるようなご身分になりたいわ。
という声も聞こえてきそうですが。。。

よくあるパターンは
お水の女の子がお客さんからもらったプレゼント
持っているバッグとダブってしまったり
趣味にあわないような時。
そんな時は、いくら高いシャネルでも一度も使わずに質屋に直行。となるわけです
ね。


さて質屋で少しでも高くシャネルを売るには

シャネルのギャランティカードをちゃんと保管しておいて添付する。
バッグや小物の箱や袋も、きれいな状態で添付する。

といった注意が必要です。


それに加えて、

同じシャネルであっても中古品や使用品ならば、
手入れをして、少しでも見栄えをよくすることが大事です。


というわけで、今日は、
シャネルのバッグ類のお手入れ法をご紹介します。

シャネルは、もともと機能的なデザインで、
非常にていねいなつくりをされていますので、きちんと手入れをしながらていねいに
使っていけば、かなり長くお使いいただけます。

シャネルを大切にするポイントとしては
まずは、使っている時から

できるだけぬらさない。
一日おきに休ませる。
使わないときは、型崩れしないように、中に詰め物をして保管する。

といった注意が必要です。


いくら機能的に作られているといってもやはり、
シャネルはおしゃれ用の高級バッグです。
シャネルとジーンズを合わせて
カジュアルに持つのもおしゃれですが
ていねいに扱うことをこころがけてくださいね。


雨や汗などで濡れたら、

なるべく早く、乾いたやわらかい布で叩くように水気を取り、
風通しのよい場所で陰干しにしてください。
この時に、ドライヤー・アイロン等で熱を加えると、
革のタンパク質が変性してごわごわになってしまいます。

こうなってしまうと、シャネル独特の宝石のような皮の艶は二度と戻りません。

くれぐれも陰干しです。

びしょびしょにしてしまったら、
内側からもタオルなどを詰めてマメに取り替えることで湿気を取り除き、
型崩れしないように気をつけながら、あくまで陰干しです。

汚れについては、
シャネルの中には、比較的水に強い素材もあるのですが
やはり、原則として「濡らさない」ということを覚えておいて下さい。
シャネルの風合いを損なわないためには、それがいちばんです。
普段から、柔らかい布でこまめに拭いたり、ブラシをかけていれば、それほど問題は
無いと思います。
当然ながら、空ぶきです。


やわらかい表皮やエナメルの場合。

クリーナーは、素人判断では使わないことをお勧めします。
シャネルの製品の色落ちの原因となったり、風合いを損ねる場合があります。
どうしても使いたい時は、シャネルの専門店で相談されることをお勧めします。

エナメル革の場合は湿った布で拭けばたいていの汚れは落ちますが
それだけではやはり光沢が損なわれます。
湿った布で拭くことを勧めるところもありますが、慎重にしてください。

ワニ、トカゲなどの爬虫類系のものもそうですが、

やはり専用のクリーナー、クリームが必要ですので、
独断でいろいろ行わない方が良いです。
やはり、最終的に頼れるのは、シャネル専門店でしょう。

スエード革の場合は、
専用ブラシで毛足に逆らうようにブラッシングしてほこりや汚れを取ります。
しつこい汚れは、専用の消しゴムや生ゴムで落とせます。
いったん仕起毛革用防水スプレーをかけておくと、後のお手入れがぐんと楽になりま
す。
(スプレーは、注意事項をよく確かめてお選びください。)
スプレー後、乾いたら専用ブラシで毛並みに沿ってブラッシングして毛並みを整えま
す。

シャネルは、基本の普段のお手入れをこまめに行なうことも大事ですが、カビが生え
ないように保管することも大事です。
特に、日本は湿度が高いので、ちょっと油断すると、カビの餌食になってしまうこと
もあります。

シャネルのような高価なバッグをかびさせては
泣くに泣けません。

汗、ほこり、手垢などをつけたまま、
高温多湿の場所に片付けないようにしましょう。
できるだけその日の汚れはその日のうちに落とし、
天気の良い日に陰干しして、水分を少なくしてから保管して下さい。



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